内装工事やインテリア工事には様々な種類があります。屋内全体を改装する工事、特定の部屋のみを改装する工事などが挙げられます。
ほとんどの内装工事は、機能性の向上が目的となっていますが、中にはイメージチェンジということで、インテリアの内装工事を希望する方が増えてきています。例えば今までは一般的な室内灯を利用していて、内装工事をして間接照明に変更をしたり、また多くの絵画や置物をインテリアとして使いたいということで、その分のスペースを確保したり、新たに壁を設置するなどといったことが挙げられます。
これらは全てインテリアの内装工事であり、より便利で機能性を求める内装工事とは多少の違いがあります。しかしインテリアの内装工事をすることによって、気分一新でこれまでの生活環境が大きく変わってくることでしょう。
つまり見た目を重視するインテリアと言いましても、その行き着く目的は機能性の向上にも繋がるというワケです。
さて、インテリアの内装工事では、当然のことですが、依頼主である貴方の意見が非常に重要となってきます。
まずは機能性のことを度外視して、希望のインテリアのあり方を内装業者に伝えてください。もしその段階で生活に支障が出てくることが判明されたら、業者はその旨を伝えてくれることでしょう。このようにして依頼主と業者の念入りな事前の打ち合わせが進められていきます。
「どのような演出をしたいのか?」「どのインテリアをどのように見せたいのか?」などといったことを遠慮することなく全て業者さんにお話しましょう。
ただし貴方が妥協をしなければいけないこともあります。それが耐震性の基準です。
インテリアの内装工事をしたことによって耐震性の基準を下回ってはいけません。やはり見た目よりも安全性を重視することが大切ですので、耐震性を指摘されたら、また別の案を探す必要があります。またマンションのような集合住宅の場合でも注意が必要です。マンションによっては禁止されているリフォーム内容もありますので、管理組合などに確認される事がおススメです。